厚生労働省の先進医療専門家会議(座長=猿田享男・慶大名誉教授)は1月14日、今年初めての会合を開き、昨年11月に届け出のあった「腹腔鏡下根治的膀胱全摘除術」を第2項先進医療に承認した。
「腹腔鏡下根治的膀胱全摘除術」は浸潤性膀胱がんが適応症。下腹部に操作孔(約12mm)をあけて、手術を実施する。従来の術式に比べ、▽術中の出血量を抑えることができる▽合併症としての腸閉塞や麻痺性イレウスを起こしにくく、術後早期の経口摂取が可能▽創感染のリスクを低減できる―などのメリットがあるとされる。 この日はまた、既に第2項先進医療として承認されている「先天性難聴の遺伝子診断」について、検体検査を外部の医療機関に委託して共同実施することを承認した。 【関連記事】 ・ 先進12技術を「保険導入が妥当」と判断−専門家会議 ・ 10月受付分の3技術を承認―先進医療専門家会議 ・ 「高度医療」1技術を承認―先進医療専門家会議 ・ 検体検査の外部委託実施を初承認―先進医療専門家会議 ・ 「小児期悪性腫瘍に対するFDG−PET検査」などを先進医療に承認 ・ <訃報>森田俊夫さん93歳=ジェイテクト顧問(毎日新聞) ・ 首相動静(1月12日)(時事通信) ・ 島根女子大生遺棄 靴発見現場で拉致か 脱げ落ちた可能性(毎日新聞) ・ 鹿児島で震度4(時事通信) ・ コメントする立場にない=小沢氏事務所の家宅捜索で−鳩山首相(時事通信)
by rk79jdqbig
| 2010-01-16 00:56
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